マイバルトラベルは何者?まいばるとYuuの関係・経歴を解説

旅の映像を追いかけていると必ず行き当たるチャンネル、Maibaru Travel(マイバルトラベル)。落ち着いた映像と気負わない語り口で、2026年9月時点の登録者数は約104万人に達しています。

ただ、動画を見ていても「この二人は結局どういう人たちなんだろう」という部分は、意外なほど語られません。本名も年齢も公表されておらず、素性に関する情報はほとんど出てこないからです。

この記事では、本人が公開している情報とチャンネルの記録だけを手がかりに、Maibaru Travelというチャンネルが「タイ在住の会社員が撮るタイ向けローカルVlog」から「世界中の視聴者が見る旅チャンネル」へ変わっていった経緯を整理します。確認できないことは「確認できない」とはっきり書きます。

Maibaru Travel(マイバルトラベル)とは

Maibaru Travelは、まいばるさんとYuuさんの2人組が運営する旅行系YouTubeチャンネルです。チャンネルの開設は2018年10月18日。タイを拠点にスタートし、現在は日本国内から海外まで幅広く旅の動画を公開しています。

チャンネル名Maibaru Travel(旧:Maibaru ThaiVlog)
運営まいばるさん(編集・出演)/ Yuuさん(撮影・企画)
チャンネル開設2018年10月18日
登録者数約104万人(2026年9月時点)
総再生回数約1億975万回(2026年9月時点)
投稿本数416本(2026年9月時点)
主な拠点2018〜2023年:タイ・バンコク/2023年〜:日本
本名・年齢非公開

チャンネルの概要欄には、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』からの一節が掲げられています。「僕たちと一緒に行こう」「僕たちはどこまでだって行ける切符を持っているんだ」という言葉です。英語版の説明文では「この旅の記録が、誰かの冒険の最初の一歩を照らす光になりますように」という趣旨の一文が添えられています。

派手なサムネイルや過剰な演出で押し切るタイプのチャンネルではありません。この概要欄の一文は、その姿勢をかなり正確に言い表していると思います。

「まいばる」と「Yuu」──二人の役割分担

Maibaru Travelを理解するうえで、まず押さえておきたいのが二人の分担です。ここは本人がnoteの自己紹介記事で明確に書いています。

映るのがまいばるさん、撮るのがYuuさん

動画に出演して現地を歩き回るのがまいばるさん、カメラを構えているのがYuuさんです。視聴者が声と姿で認識しているのは基本的にまいばるさんの側で、Yuuさんは画面の外から旅を支える立ち位置にいます。

この「出る人」と「撮る人」がはっきり分かれている構成は、旅動画では地味に効いています。カメラが常に第三者の位置にあるため、自撮り棒を伸ばしたVlogとは画づくりの質がまるで変わるからです。風景の中に人が入った構図を成立させられるのは、撮る専任がいるチームならではです。

編集はまいばるさん、企画はYuuさん

意外に思われがちなのが編集担当です。コメント欄では「編集はYuuさんですか?」と聞かれることが多いそうですが、本人いわく編集を担当しているのはまいばるさんの側。noteでは、この質問に即座に「俺!」と返す話をネタにして書いています。

一方でYuuさんは、撮影に加えて企画の全般を担当しています。行き先を調べ、カフェやレストランを探し、ルートを組み立てるのはYuuさんの仕事。まいばるさんは自身を「情弱」と表現したうえで、調べものはすべて相方に任せていると書いています。

つまり「どこへ行くか」を決めるのがYuuさん、「どう見せるか」を決めるのがまいばるさんという分業です。旅系チャンネルは一人で全部を抱え込むと更新が止まりがちですが、ここが2018年から8年近く続いている理由のひとつでしょう。

タイ・バンコク時代──「Maibaru ThaiVlog」だった頃

いまでこそ世界各地を旅するチャンネルですが、出発点はまったく違う場所にありました。

2018年、移住の理由は「面白そうだったから」

まいばるさんは2018年から2023年までの5年間、タイのバンコクで生活していました。移住の理由について本人が挙げているのは、ただ一言「面白そうだったから」。

そして重要なのが、この時期はYouTubeが本業ではなかったという点です。バンコクで会社勤めをしながら、その傍らでチャンネルを運営していました。当時の職場ではFAXを使って仕事をしていた、といった描写もnoteには残っています。専業クリエイターがゼロから作り上げたチャンネルではなく、現地で働く生活者の副業として始まったわけです。

チャンネル名は「Maibaru ThaiVlog」だった

ここが、いまのファンにはあまり知られていない事実かもしれません。当時のチャンネル名は《Maibaru ThaiVlog》でした。「Travel」ではなく「ThaiVlog」です。

当時の概要欄には「we’re Maibaru & Yuu / from Japan / live in BKK Thailand」と書かれていました。バンコク在住の日本人二人が、タイのことをタイで撮る。そういう極めてローカルなチャンネルとしてスタートしていたのです。

発信先も日本人だけに向いていませんでした。当時のSNS投稿にはタイ語の文章が併記されており、タイ語での情報発信を実際に行っていた記録が残っています。タイ在住の日本人が、タイの視聴者にタイの魅力を届ける。いま「旅行系YouTuber」という言葉から想像される姿とは、かなり違う立ち位置です。

この時期に撮られた動画には、タイ南部スラタニ県のカオソック、東部トラート県のクート島といった、観光ガイドの主役にはなりにくい土地が登場します。旅行で数日訪れただけでは行き着かない場所です。ここで積み上がった「住んでいる人の距離感」が、のちの旅動画の手触りを決めたのだと思います。

2023年の帰国と、チャンネルの転換点

会社を辞めて、日本へ

転機は2023年の春に訪れます。勤めていた会社を退職し、5年間のバンコク生活を終えて日本へ帰国。本人はこの経緯を自虐まじりの筆致で書いていますが、事実としては生活の基盤を失った状態での帰国でした。

帰国後はYouTube活動に軸足を移します。noteでは当時の自身を「無職のかたわら旅系YouTubeチャンネルを運営している」と表現していました。いま登録者100万人規模のチャンネルとなった現在地から振り返ると、この3年間の変化はかなり劇的です。

「ThaiVlog」から「Travel」へ

帰国にともなって、チャンネルの射程も変わります。名称は《Maibaru ThaiVlog》から《Maibaru Travel》へ。「タイ」という限定が外れたことで、扱える土地が一気に広がりました。

帰国直後の動画には、岐阜を2泊3日で旅した回があります。岐阜城、長良川の鵜飼、郡上八幡の郡上おどり。この回の説明文に添えられた「5年ぶりの日本の夏を思い切り堪能できました」という一文は、5年間を海外で過ごした人の言葉としてそのまま読めます。

その後も日本国内の旅は継続していて、2026年5月には滋賀県を巡る回を公開。近江八幡の水郷、彦根城、フェリーで渡る竹生島といった構成で、50万回以上再生されています。海外の絶景ではなく国内のローカルな土地でこれだけ回るのは、チャンネルが「行き先の珍しさ」ではなく「旅の見せ方」で見られている証拠だと言えます。

そして視聴者層も広がりました。タイの視聴者に向けたローカルチャンネルから、日本国内の視聴者、さらに海外の視聴者までを含むチャンネルへ。「タイで始まったからこそ、日本を外側から撮れる」という視点は、最初から国内で活動していたチャンネルには出せないものです。

登録者数の推移で見る成長の軌跡

数字で追うと、伸びが加速したタイミングがはっきり見えます。

時期登録者数できごと
2018年10月チャンネル開設(バンコク在住・兼業期)
2023年春退職・帰国/「Travel」へ射程を拡大
2024年3月50万人50万人達成
2025年7月約82万人
2026年2月約93万人
2026年9月約104万人100万人突破

注目したいのは、開設から50万人到達までに約5年半かかっている一方で、そこから100万人までは2年半ほどだという点です。後半の伸びが明確に速い。帰国してYouTubeに専念した時期と、この加速はきれいに重なります。

ちなみに投稿本数は8年で416本。単純計算で月4本前後のペースです。毎日投稿で物量を押すタイプではなく、1本あたりに時間をかけて積み上げてきたチャンネルであることが、この数字からも読み取れます。

よくある疑問に、わかる範囲で答える

検索されることの多い項目について、公開情報をもとに整理します。憶測は憶測として、不明なことは不明として書きます。

二人の関係は夫婦なの?

もっとも多い疑問ですが、結論から言うと公式には明かされていません

本人たちが公の場で自分たちを説明するときに使っているのは、一貫して「相方」「ビジネスパートナー」といった言葉です。夫婦・結婚といった表現でチャンネルやSNSが紹介されたことはありません。

では、なぜこれほど噂が立つのか。理由は大きく2つあると考えられます。

  • タイ時代、同じ部屋で生活していた時期があることがSNSの投稿から読み取れる
  • 動画内のやり取りが、台本のない自然な掛け合いとして成立している

ただし、共同生活の事実があったとしても、それは海外で二人チームとして活動するうえでの合理的な選択として説明がつく範囲の話です。また、息の合った掛け合いは長く一緒に仕事をしてきた関係であれば自然に生まれます。どちらも関係性を断定する材料にはなりません。

当サイトとしては、本人が公表していない以上、「ビジネスパートナーである」以上のことは書けないというのが結論です。

年齢や本名は公開されている?

こちらも非公開です。年齢、本名、出身地のいずれも、チャンネルやSNS、noteを通じて明かされたことはありません。

ネット上には具体的な数字を挙げている記事も見られますが、出典が示されているものは確認できませんでした。推測を事実として扱うべきではないと考えるため、当サイトでは数字を書きません。

判明しているのは、2018年の時点で海外に移住して就職できる年齢・経歴であったこと、そして現在は個人事業主として活動していることくらいです。

Yuuさんはどんな人?

Yuuさんについて本人の言葉で語られているのは、撮影と企画の全般を担当していること、行き先や店を調べ上げる調査能力が高いこと、といった仕事面が中心です。

まいばるさんはnoteで「彼の誕生日や血液型は知らない」と書いています。冗談めかした表現ではありますが、プライベートには互いに深く立ち入らない関係性がうかがえる一節でもあります。

現在の拠点はどこ?

2023年の帰国以降は日本を拠点に活動しています。タイ在住時代のように「住んでいる土地を撮る」のではなく、日本から各地へ出かけていく形に変わりました。

とはいえタイとの縁が切れたわけではなく、東南アジアを扱う動画は帰国後も公開されています。5年暮らした土地の知識は、旅行者として訪れるだけでは得られない強みとして残っているはずです。

映像が「旅番組みたい」と言われる理由

Maibaru Travelの動画によく寄せられる感想が「旅番組みたい」というものです。これは雰囲気だけの話ではなく、いくつか具体的な要因があります。

  • 撮影専任がいる:カメラが常に第三者の位置にあり、被写体を画角の中に置いた構図が成立する
  • 企画と編集が分業:ルート設計と映像構成を別々の人間が詰められる
  • 機材が動画向けに選ばれている:暗所に強いボディと明るいレンズを軸にした構成

特に3つ目は見逃せません。まいばるさんがカメラを始めたきっかけは、本人いわく「めちゃくちゃ形から入るタイプ」だったからで、初心者にもかかわらずいきなりSONY α7Cを購入したところからスタートしています。現在はその後継にあたるα7C IIを使用しており、旅先での機動力と画質を両立させる選択を続けています。

カメラ本体だけでなく、レンズ、ドローン、NDフィルターに至るまでの機材構成は、別記事で詳しくまとめています。あの映像がどう作られているのかを知りたい方はこちらをどうぞ。

▶ Maibaru Travelさんが愛用するカメラ機材を紹介!世界を旅するYouTuberの相棒たち

これから見るなら、どの動画から入るか

416本という本数はさすがに多いので、入口の目安を挙げておきます。

タイ・東南アジアの回

このチャンネルの原点です。5年間暮らした土地を扱う回は、観光名所を並べるだけの動画とは情報の粒度が違います。タイ旅行を計画している人には実用面でも役立ちます。

日本国内の回

岐阜、滋賀といった、派手さより土地の空気で見せる回が充実しています。海外在住を経験した目線で日本を撮っているためか、見慣れた風景が少し違って見えるのが面白いところです。

海外旅行の回

帰国後に広がったジャンルです。移動から食事まで含めた行程が丁寧に追われているので、同じルートを旅する予定がある人には実際の下調べとして機能します。

まとめ|「面白そうだったから」から始まった8年

Maibaru Travelというチャンネルを一本の線で眺めると、そこにあるのは劇的な成功譚というより、地続きの積み重ねです。

  • 2018年、「面白そうだったから」という理由でバンコクへ移住
  • 働きながら《Maibaru ThaiVlog》として、タイの視聴者に向けて発信
  • 2023年春、退職・帰国。《Maibaru Travel》として射程を広げる
  • 日本国内・海外へと対象を拡大し、視聴者層も国境を越えて広がる
  • 2026年、登録者100万人を突破

本名も年齢も明かされないままここまで来たチャンネルというのは、実はかなり珍しい存在です。クリエイター自身のキャラクターを前面に押し出すのが定石とされるなかで、あくまで旅そのものを主役に据え続けてきた結果が、いまの100万人という数字なのだと思います。

概要欄の「僕たちはどこまでだって行ける切符を持っているんだ」という一節は、バンコクの片隅でチャンネルを始めた頃からすると、ずいぶん遠くまで届く言葉になりました。

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