α7C IIが発売されたのは2023年10月。3年がたち、後継のα7C III(a7c3)はいつ出るのか、気になっている人は多いと思います。「今α7C IIを買うか、IIIを待つか」で迷っている人もいるはずです。
筆者も2026年10月にフルサイズのカメラを買うとき、α7C IIを候補に入れて店頭で比べました。最終的にはニコンのZ5IIを選んでいます。
この記事では、過去の発売の間隔と発売時の値段から、α7C IIIの発売時期と価格を予想し、今α7C IIを買うべきかを整理しました。新しい情報が出たら、この記事を更新します。
※2026年11月1日時点の情報です。α7C IIIは、ソニーからまだ正式に発表されていません。この記事には予想と噂が含まれます。
先に結論
| 予想 | |
|---|---|
| 発売時期 | 2027年後半〜2028年前半ごろ (過去の発売の間隔からの計算。噂でも2027年の見込み) |
| 価格 | ボディで38万円前後 (α7 Vの発売時の値段からの計算。α7C IIの発売時より約8万円高い) |
| 今α7C IIを買っていい? | 撮りたいものがα7C IIで撮れるなら、待たずに買ってよい |
物価の上昇と円安が続くなかで、α7C IIIにα7 Vと同じ中身が入れば、値段はかなり上がるはずです。早くても1年近く待つことになるので、α7C IIで足りるなら、今買って撮り始めるのがおすすめです。
「型落ちを買うのはちょっと…」という人には、キヤノンのEOS R8 Mark IIや、ニコンのZ5II・Z5IICのような、他社の新しいエントリーのフルサイズも選択肢になります(記事の後半で比べます)。
α7C IIIの最新情報(2026年11月1日時点)
ソニーからα7C IIIの発表はまだありません。今出ている噂を、出どころと確からしさで整理しました。
| 項目 | 内容 | 出どころ | 確からしさ |
|---|---|---|---|
| 発売時期 | 2027年に発表されるはず。2026年中に出る確率は5% | Sony Alpha Rumorsの予想(デジカメinfo・2026年1月) | 予想 |
| 2026年10〜11月の発表 | ソニーは大きな発表を10〜11月に行うことが多いとして、新型のα7C系が年内に出る確率を20%に上げた | Sony Alpha Rumorsの予想(CAMEOTA・2026年8月) | 予想 |
| 新しいカメラの登録 | 2026年9月、新しいエンジン(BIONZ XR2以降)のカメラが認証機関に登録された。機種名は不明で、α7S IVとみる声が多い | デジカメinfo(2026年9月) | 登録は事実。α7C IIIかは不明 |
| 画素数 | 約3300万〜3600万画素の説と、約4500万画素の説 | 海外のまとめ記事やYouTube(みんなのカメラが整理) | 低い |
| 動画・AF | 4K 60pの改善、AIを使った被写体認識、手ブレ補正の強化 | 同上 | 低い |
Sony Alpha Rumorsは、半導体のメモリー(DRAM)不足などの影響で、ソニーの新しいカメラはしばらく出ないとも伝えています。また、2023年には「α7C IIIが2023年に出る」と書かれたこともありましたが、実際に出たのはα7C IIでした。噂は外れることも多いので、確定した情報としては扱わないでください。
α7C IIIの発売日はいつ?過去の間隔から予想
α7Cシリーズは、同じ世代のα7(無印)の中身を小さなボディに入れて作られてきました。α7Cはα7 IIIと同じ有効約2420万画素、α7C IIはα7 IVと同じ有効約3300万画素のセンサーです。そこで、元になったα7の発売から、Cが出るまでの間隔を見てみます。
| 元になったα7(発売) | C(発売) | 間隔 |
|---|---|---|
| α7 III(2018年3月23日) | α7C(2020年10月23日) | 約31か月 |
| α7 IV(2021年12月17日) | α7C II(2023年10月13日) | 約22か月 |
| α7 V(2025年12月19日) | α7C III(?) | 22〜31か月なら 2027年10月〜2028年7月 |
α7CからII までは3年だったので、「3年ならそろそろ」と考える人もいると思います。ただ、元になるα7 Vが出たのは2025年12月で、まだ1年たっていません。α7 Vの売れ行きを食わないためにも、すぐには出しにくいはずです。
早くても2027年後半と考えておくのがよさそうです。Sony Alpha Rumorsの「2027年に発表」という予想とも合います。
α7C IIIのスペック予想:α7 Vの中身が入る?
これまでの流れから考えると、α7C IIIにはα7 Vの部分積層型センサーと新しいエンジン(BIONZ XR2)が入る可能性が高いです。今のα7C IIと、元になりそうなα7 Vを比べました(どちらもソニー公式の仕様)。
| 項目 | α7C II(今) | α7 V | α7C IIIの予想 |
|---|---|---|---|
| センサー | 有効約3300万画素 | 有効約3300万画素 (部分積層型) | α7 Vと同じ部分積層型 |
| エンジン | BIONZ XR +AIプロセッシングユニット | BIONZ XR2 (AIを統合) | BIONZ XR2 |
| 最高連写 | 約10コマ/秒 | 電子シャッターで約30コマ/秒 (メカで約10コマ/秒) | 電子シャッターで大きく速くなる |
| 4K 60p | クロップあり (Super 35mm相当) | クロップなし (4K 120pにも対応) | クロップなしになる見込み |
| 手ブレ補正 | 7.0段 | 中央7.5段 | 7.5段前後 |
| カードスロット | SD×1 | 2つ (CFexpress Type A/SD+SD) | 小ささ優先ならSD×1のまま? |
| ファインダー | 約236万ドット | 約369万ドット | 小さなボディでは据え置きもありそう |
| 質量(電池・カード込み) | 約514g | 約695g | 500g台を保つ |
※手ブレ補正の段数は、測り方の規格が違います(α7 VはCIPA2024・ピッチ/ヨー/ロール)。仕様はα7C II・α7 Vの公式ページで確かめました。
α7C IIからいちばん大きく変わりそうなのは、連写と4K 60pです。逆に言うと、写真が中心で、連写は10コマ/秒あれば足りる人には、α7C IIとの差は大きくないかもしれません。
α7C IIIの価格予想:α7C IIより約8万円高くなる見込み
発売時の値段(発表のときの市場推定価格)も、元になったα7と比べてみます。
※どれもボディのみの、発売時の値段です。今の販売価格ではありません。
これまでと同じ割合なら、α7C IIIはボディで38万円前後。α7C IIの発売時(30万円前後)より、約8万円高くなる計算です。物価の上昇や円安が続けば、さらに上がるかもしれません。
待たずにα7C IIを買っていい人・α7C IIIを待つべき人
| こんな人 | |
|---|---|
| 今α7C IIを買っていい | 写真が中心で、連写は10コマ/秒で足りる 動画は4K 30pが中心(4K 60pはクロップでもいい) 子どもの行事や旅行など、撮りたい予定が近い 予算を30万円前後までに抑えたい |
| α7C IIIを待つ | 4K 60pをクロップなしで撮りたい スポーツや鳥など、速く動くものを高速連写で撮りたい 2027年後半以降まで待てて、40万円前後の予算がある |
α7C IIで自分の撮りたいものが撮れるなら、待たずに買うのは全然ありです。撮りたい予定が近いなら、1年以上待つより、今から撮り始めたほうが後悔は少ないはずです。
α7C IIを買うなら、レンズ選びはこちらの記事にまとめています。
ソニーは季節ごとにキャッシュバックを行っています。買う前に、今受け付けているキャンペーンと次の時期も確かめてみてください。
型落ちが気になるなら:他社のエントリーのフルサイズ
「せっかく買うなら新しい機種がいい」という人には、他社の新しいエントリーのフルサイズも選択肢になります。
筆者も、比べる段階ではα7C IIが有力候補でした。ところが店頭で触ってみると、α7C IIはファインダーやモニターでいい色や解像感を感じられず、Z5IIはキットレンズでも驚くほどきれいだったので、Z5IIを選んでいます。数字だけでなく、店頭で実際に見てみるのがおすすめです。
| 項目 | α7C II | EOS R8 Mark II | Z5II | Z5IIC |
|---|---|---|---|---|
| 有効画素数 | 約3300万 | 約2420万 | 2450万 | 2450万 |
| ファインダー | 約236万ドット | 約236万ドット | 約369万ドット | なし |
| 最高連写 | 約10コマ/秒 | 約40コマ/秒(電子) | 約30コマ/秒 (C30・JPEG) | 約30コマ/秒 (C30・JPEG) |
| カードスロット | SD×1 | SD×1 | SD×2 | SD×1 |
| 質量(電池・カード込み) | 約514g | 約546g | 約700g | 約620g |
- EOS R8 Mark II:連写が速く、4K 60pもクロップなしで撮れる。2026年10月に出たばかりの新しい機種
- Z5II:ファインダーとモニターがきれいで、カードが2枚入る。重さはあるが、グリップがしっかりしている
- Z5IIC:Z5IIの中身を、ファインダーのない小さなボディに入れたもの。スマホのように画面を見て撮る人向け
3台の違いは、こちらの記事で詳しく比べています。
Z5IIを実際に使った感想と、Z5IICとα7C IIの違いはこちらです。
α7C IIIを待つ人も、レンズは先に買える
α7C IIIも、今のα7C IIと同じEマウントになるはずです。今買ったEマウントのレンズは、α7C IIIが出てもそのまま使えます。
「ボディはIIIを待ちたいけれど、早く撮り始めたい」という人は、先にレンズを選んでおくのも手です。α7C IIのレンズの記事は、α7C IIIにもそのまま当てはまります。
よくある質問
α7C IIIはいつ発表される?
2026年11月1日時点で、ソニーから正式な発表はありません。過去の発売の間隔からは2027年後半〜2028年前半ごろの発売と予想しています。Sony Alpha Rumorsも2027年の発表が本命とみていますが、2026年8月には年内に出る確率を20%としています。
α7C IIIの値段はいくら?
まだ発表されていませんが、元になりそうなα7 Vの発売時の値段(42万円前後)から計算すると、ボディで38万円前後と予想しています。
α7CR IIはいつ出る?
Sony Alpha Rumorsは、高画素のα7CR IIも2027年の発表を予想しています。α7CR IIには、2026年に出たα7R VIの新しいセンサーが入るとみられています。
α7 Vとα7C II、どちらを選ぶべき?
連写や4K 60pを重視するならα7 V、小ささと軽さを重視するならα7C IIです。α7 Vは約695gで、α7C IIより約180g重くなります。α7 Vのレンズ選びはこちらの記事にまとめています。
まとめ:α7C IIで足りるなら、待たずに買ってよい
- α7C IIIは未発表。発売は2027年後半〜2028年前半ごろの見込み
- 価格はボディで38万円前後の予想。α7C IIの発売時より約8万円高い
- 変わりそうなのは連写と4K 60p。写真が中心ならα7C IIとの差は大きくない
- 型落ちが気になるなら、EOS R8 Mark II・Z5II・Z5IICも選択肢
- レンズはEマウントなので、今買ってもα7C IIIでそのまま使える
新しい噂や正式な発表があったら、この記事を更新します。
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