ニコンのフルサイズミラーレス「Z5II」を買ったあと、次に迷うのがレンズ選びです。純正のNIKKOR Zに加えて、タムロンのフルサイズ用レンズも選べるので、候補はかなり多くなります。
筆者は2026年10月にZ5IIの24-105レンズキットを買い、明るい単焦点のNIKKOR Z 40mm f/2を足して使っています。使ってみてわかったのは、レンズは「役割」で組み合わせると迷わないということです。気軽に持ち歩く1本と、描写を取りにいく1本。この記事では、その考え方でZ5IIに合うレンズを10本選び、どんな組み合わせが合うかまで紹介します。
※重さや寄れる距離は、ニコン・タムロンの公式の仕様で確かめた数字です。価格は変動が大きいため、本文には記載していません。
先に結論:迷ったらこの3本
| 役割 | レンズ(重さ) |
|---|---|
| 気軽に持ち歩く1本 | NIKKOR Z 40mm f/2 約170g |
| 描写を取る標準ズーム | NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 約630g |
| 描写を取る単焦点 | NIKKOR Z 50mm f/1.8 S 約415g |
筆者が実際に使っていて、いちばん出番が多いのはZ 40mm f/2です。約170gと軽く、夜のパレードの動画もきれいに撮れました。一方で、「解像感のある写真をしっかり撮りたい日」には、Sラインのレンズが候補になります。ズームなら24-120mm f/4 S、単焦点なら50mm f/1.8 Sです。
レンズキット(24-50・24-105・24-200)のどれを選ぶかは、こちらの記事で比べています。
Z5IIのレンズ選び、3つの軸
軸①:「役割」で組み合わせる
レンズを選ぶときは、1本で全部をこなそうとするより、役割を分けたほうが満足しやすくなります。この記事では、次の3つの役割で分けました。
- 気軽に持ち歩く: 小さく軽い単焦点や、軽い標準ズーム。毎日のお出かけや旅行用
- 描写を取る: Sラインのレンズ。解像感をしっかり出したい日に
- 遠くに届く・広く撮る: 望遠ズームや広角ズーム。運動会や風景など目的がはっきりした日に
筆者は最初、キットの24-105mmとZ 40mm f/2を使っていました。ただ、使ううちに24-105mmとZ 40mm f/2は「気軽に持ち歩く」役割が重なっていることに気づきました。足りないのは「描写を取る」役割です。そこで今、24-105mmを24-120mm f/4 Sに替えるか考えています(このあと詳しく書きます)。
軸②:「Sライン」かどうか
NIKKOR Zには、名前の最後に「S」が付くSラインというグレードがあります。ニコン独自の設計の基準と品質管理を高い水準で満たしたレンズで、解像力やボケ、逆光への強さに力を入れています。たとえば24-120mm f/4 Sは「絞り開放からの高い解像感」、50mm f/1.8 Sは「撮像範囲周辺部まで、絞り開放からシャープな解像」を、ニコンがうたっています。
Sラインではないレンズの写りが悪いわけではありません。筆者のZ 40mm f/2は、開放ではカリカリに解像するというより少し柔らかく、そこに味があります。柔らかい味の1本と、しっかり解像するSラインの1本。対照的な2本を持つと、撮る日に合わせて選べます。
軸③:ボディと合わせた重さ
Z5IIは約700g(バッテリーとメモリーカードを含む)と、フルサイズとしては標準的な重さです。グリップが深いので、重めのレンズでも支えやすいのが良いところです。筆者は以前、グリップの浅い富士フイルムX-T4を使っていて、「24-120mm f/4 Sのような大きいレンズは大丈夫かな」と思っていました。しかし店頭でZ5IIに付けてみると、重さはあるものの、グリップがしっかりしているので問題なく構えられました。
10本のレンズを付けたときの合計は、次のとおりです。
| レンズの重さ | Z5IIと合わせた重さ | |
|---|---|---|
| Z 26mm f/2.8 | 約125g | 約825g |
| Z 40mm f/2 | 約170g | 約870g |
| Z 24-105mm f/4-7.1 | 約350g | 約1,050g |
| Z 50mm f/1.8 S | 約415g | 約1,115g |
| Z 85mm f/1.8 S | 約470g | 約1,170g |
| Z 14-30mm f/4 S | 約485g | 約1,185g |
| Z 24-70mm f/4 S | 約500g | 約1,200g |
| Z 24-120mm f/4 S | 約630g | 約1,330g |
| Z 28-400mm f/4-8 VR | 約725g | 約1,425g |
| タムロン 70-180mm F/2.8 G2 | 約865g | 約1,565g |
Z5IIはボディ内手ブレ補正を搭載しているので、レンズ側に手ブレ補正のないレンズでもブレを抑えられます。ニコンのレンズは、名前に「VR」が付いていればレンズ側にも手ブレ補正があります。この記事の24-120mm f/4 Sや50mm f/1.8 Sのように「VR」が付かないレンズも、Z5IIなら気にせず選べます。
Z5IIのおすすめレンズ10選
ここからは1本ずつ紹介します。最初の2本が「描写を取る」標準ズーム、そのあと筆者が使っているキットと単焦点、Sラインの単焦点、広角・望遠の順です。
1. NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(描写を取る標準ズーム)
24mmから120mmまで、ズーム全域F4の明るさを保つSラインの標準ズームです。ニコンは「絞り開放からの高い解像感」と、ナノクリスタルコートとアルネオコートによる「高い逆光耐性」をうたっています。最短撮影距離はズーム全域で0.35m、120mm側では最大0.39倍まで寄れるので、花や料理のアップにも使えます。筆者がキットの24-105mmから買い替えを考えているのが、このレンズです。
- 1本で広角から中望遠まで、解像感のある写真を撮りたい人
- 旅行先の風景も、人物の表情も1本で撮りたい人
- キットの24-105mmから、描写を一段上げたい人
割り切りポイント: 約630gで、Z5IIと合わせると約1,330gになります。1日首から下げていると重さを感じるので、毎日の持ち歩きには軽い単焦点を別に持つのがおすすめです。
- メリット: ズーム全域F4で、広角から120mmまで解像感のある描写
- デメリット: 約630gと重め。フィルター径も77mmと大きい
2. NIKKOR Z 24-70mm f/4 S(軽めのSライン標準ズーム)
Sラインの標準ズームを、約500gで持てる1本です。使わないときは縮められる沈胴式で、ニコンは「ズーム全域で、画面の中心から周辺までシャープで均質な描写」をうたっています。最短撮影距離はズーム全域で0.3mです。
- Sラインの描写は欲しいが、重さも抑えたい人
- 望遠は70mmまでで足りる人
- バッグに入れたときのコンパクトさを重視する人
割り切りポイント: 望遠側は70mmまでです。少し離れた人物や、運動会のように距離がある場面では足りないことがあります。
- メリット: 約500gの沈胴式で、Sラインの描写を持ち歩ける
- デメリット: 70mmまでで、24-120mmより望遠が短い
3. NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1(筆者が使っているキットのズーム)
Z5IIのレンズキットにもなっている標準ズームです。約350gと軽く、70-105mmでは最大0.5倍まで寄れます。筆者はこのレンズでテーマパークを1日撮りましたが、日中の屋外では1本で十分でした。
- 軽さと便利さを優先したい人
- 日中の旅行やお出かけが中心の人
- 料理や小物にも寄って撮りたい人
割り切りポイント: 望遠側はF7.1と暗めです。筆者は体育館での運動会をこのレンズで撮りましたが、望遠側ではノイズがかなり出ました。テーマパークでも、日中の少し暗いショーで105mm側はISO 5000まで上がっています。日中や明るい場所で使うレンズと考え、暗い場所用に明るい単焦点を足すのが前提です。
- メリット: 約350gと軽く、0.5倍まで寄れる
- デメリット: 望遠側F7.1で、室内や夕方はノイズが出やすい
4. NIKKOR Z 40mm f/2(筆者のいちばんの愛用レンズ)
約170g、全長約45.5mmの小さな単焦点です。筆者はZ 50mm f/1.8 Sと迷い、小ささと価格でこちらを選びました。以前使っていた富士フイルムのXF35mm F1.4 Rに近い感覚で使えて、夜のテーマパークではパレードの動画もきれいに撮れました。当面手放すつもりはない1本です。
- カメラを気軽に持ち出したい人
- 夜や室内など、暗い場所でよく撮る人
- カリカリの解像より、柔らかい味のある写りが好きな人
割り切りポイント: 開放では、カリカリに解像するというより少し柔らかい写りです。筆者はそこが味だと感じていますが、隅々までシャープな写真が欲しいなら、次の50mm f/1.8 Sが向いています。
- メリット: 約170gで、F2の明るさとボケが手軽に楽しめる
- デメリット: 開放の写りは柔らかめ。Sラインほどの解像感ではない
5. NIKKOR Z 50mm f/1.8 S(解像感の単焦点)
Sラインの標準単焦点です。ニコンは「撮像範囲周辺部まで、絞り開放からシャープな解像」と、近距離でも「自然で柔らかな美しいボケ」をうたっています。約415gで、F1.8の明るさがあります。
- 単焦点で、解像感のある写真を撮りたい人
- 人物を、背景をぼかして撮りたい人
- Z 40mm f/2と対照的な、カリッとした写りが欲しい人
割り切りポイント: 約415gと、40mm f/2の2倍以上の重さがあります。最短撮影距離も0.4mと、40mm f/2(0.29m)より寄れません。
- メリット: 開放から周辺までシャープな解像と、自然なボケ
- デメリット: 約415gで、気軽さでは40mm f/2に負ける
6. NIKKOR Z 85mm f/1.8 S(ポートレート向き)
人物を撮るのに向いた、Sラインの中望遠単焦点です。85mmは、少し離れた場所から自然な表情を切り取れる画角で、F1.8の明るさで背景を大きくぼかせます。約470gです。
- 子どもや家族のポートレートを撮りたい人
- 少し離れた場所から、自然な表情を狙いたい人
- 背景を大きくぼかした写真が好きな人
割り切りポイント: 最短撮影距離が0.8mと長く、寄った写真は苦手です。85mmは室内では狭いので、人物を撮る日に持ち出すレンズと考えましょう。
- メリット: F1.8の大きなボケと、Sラインの描写
- デメリット: 0.8mまでしか寄れない。室内では狭い
7. NIKKOR Z 26mm f/2.8(約125gのパンケーキ)
厚さ約23.5mm、約125gのパンケーキレンズです。Z5IIと合わせても約825gで、10本の中でいちばん軽い組み合わせになります。26mmは街のスナップや旅行で使いやすい広めの画角で、最短撮影距離も0.2mと短めです。
- とにかく軽く、カメラを毎日持ち歩きたい人
- 街歩きや旅行のスナップが中心の人
- カメラを目立たせたくない人
割り切りポイント: F2.8なので、40mm f/2ほどの明るさやボケはありません。
- メリット: 約125gの薄さで、Z5IIを小さく見せられる
- デメリット: F2.8で、大きなボケは期待できない
8. NIKKOR Z 14-30mm f/4 S(風景・建物の広角)
14mmの超広角から使える、Sラインの広角ズームです。沈胴式で、約485g。超広角ズームですが、82mmのフィルターをレンズの前に付けられます。風景で使うNDフィルターやPLフィルターも使いやすい1本です。
- 風景や建物を、広く迫力ある構図で撮りたい人
- 旅行先の街並みや室内を広く撮りたい人
- 風景でフィルターを使いたい人
割り切りポイント: 超広角は写るものが多いぶん、構図が難しくなります。標準ズームの次に、2本目・3本目として足すレンズです。
- メリット: 14mmからの超広角を、Sラインの描写で
- デメリット: 82mmのフィルターは大きく高い。初めての1本には向かない
9. タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2(明るい望遠ズーム)
ズーム全域F2.8の明るい望遠ズームです。ニコンZマウント用は2025年10月に発売され、レンズ側にも手ブレ補正(VC)を搭載しています。キヤノンのRFマウントと違い、Zマウントはタムロンのフルサイズ用レンズが選べるのも強みです。
- 体育館など、屋内の行事で子どもを撮る人
- 夕方や室内でも、望遠で明るく撮りたい人
- 望遠でも背景を大きくぼかしたい人
割り切りポイント: 約865gと、10本の中でいちばん重いレンズです。Z5IIと合わせると約1,565gになるので、行事の日に持ち出すレンズと割り切りましょう。
- メリット: F2.8の明るさで、屋内の行事でも感度を抑えられる
- デメリット: 約865gと重い
筆者は体育館の運動会を24-105mmの望遠側(F7.1)で撮り、ノイズに悩みました。F2.8なら、F7.1より約2.7段明るく撮れます。運動会で必要な焦点距離は、こちらの記事で詳しく解説しています。
10. NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR(1本で全部済ませたい人に)
28mmから400mmまでをカバーする高倍率ズームです。手ブレ補正は5.0段分(CIPA規格準拠)。広角側の28mmでは最短0.2mまで寄れて、最大0.35倍で撮れます。旅行先でレンズ交換をせず、風景から遠くの被写体まで撮れます。
- 旅行で、レンズ交換をしたくない人
- 子どもの行事から旅行まで、1本で済ませたい人
- 野鳥や動物も撮ってみたい人
割り切りポイント: 望遠側はF8と暗く、室内や夕方は苦手です。約725gで、Z5IIと合わせると約1,425gになります。
- メリット: 28-400mmを1本でカバーでき、レンズ交換がいらない
- デメリット: 望遠側F8で暗い場所は苦手。重さもある
10選に入れなかったレンズと、その理由
NIKKOR Z 24-50mm・24-200mm(レンズキット)
どちらもZ5IIのレンズキットになっているズームです。どのキットを選ぶかは、レンズキットの記事で詳しく比べています。
NIKKOR Z 50mm f/1.4
約420gで、F1.4の明るさがある標準レンズです。明るさを取るならこちらも候補ですが、この記事では「解像感」を重視して、Sラインの50mm f/1.8 Sを選びました。
NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
約370gの、Sラインの35mm単焦点です。良いレンズですが、筆者の使い方では40mm f/2と画角が近いので、50mm f/1.8 Sを選びました。35mmの画角が好きな人には有力な選択肢です。
タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2
ニコンZマウント用は約550gで、ズーム全域F2.8の標準ズームです。明るさを取るなら有力ですが、広角側が28mmからで、24mmから始まる純正のSラインのズームを優先しました。
NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
約795gと、タムロンの70-180mm G2(約865g)より軽い純正の望遠ズームです。ただ、ニコンの仕様にレンズ側の手ブレ補正の記載がなく、望遠で手ブレを抑えやすいタムロンのG2を選びました。
役割で選ぶ:Z5IIのレンズの組み合わせ
筆者の今:24-105mm(キット)+ 40mm f/2
日中は24-105mm、夜や室内は40mm f/2に付け替える組み合わせです。2本で約520gと軽く、テーマパークでも1日撮りきれました。ただ、どちらも「気軽に持ち歩く」寄りのレンズで、描写を取りにいく1本がありません。
筆者の次の候補:24-120mm f/4 S + 40mm f/2
「描写を取る」24-120mm f/4 Sと、「気軽に持ち歩く」40mm f/2で役割を分ける組み合わせです。しっかり撮る日は24-120mm、ふだんのお出かけは40mm f/2だけ、と使い分けられます。
単焦点2本で:26mm f/2.8 + 50mm f/1.8 S
軽いパンケーキで日常を撮り、人物や解像感が欲しい場面で50mm f/1.8 Sに付け替える組み合わせです。2本で約540gです。
家族の行事なら:24-120mm f/4 S + タムロン 70-180mm G2
屋外も屋内も撮る家族の行事向けです。体育館のような暗い会場でも、70-180mmのF2.8なら感度を抑えて撮れます。
旅行を1本で済ませるなら:28-400mm VR + 40mm f/2
昼は28-400mmで何でも撮り、夜は約170gの40mm f/2に付け替えます。
風景なら:14-30mm f/4 S + 24-70mm f/4 S
どちらも沈胴式のSラインのズームで、14mmから70mmまでを2本でカバーできます。
筆者の迷い:24-105mmを24-120mm f/4 Sに替えるか
最後に、筆者が今まさに迷っていることを書きます。同じように「キットのズームから次の1本」で迷っている人の参考になればうれしいです。
- 重さ: 約350g → 約630gで、約280g重くなる。ただ、店頭でZ5IIに付けた限りでは、グリップがしっかりしていて構えるのは問題なかった
- 明るさ: 望遠側がF7.1 → F4。運動会の体育館のように、24-105mmでノイズに悩んだ場面で余裕が出る
- 描写: 筆者はこれまで、解像感に評判のあるレンズを使ったことがない。その「正解」を味わってみたい
- 役割: 気軽に持ち歩くのは40mm f/2で足りている。24-105mmの「軽くて便利」は、40mm f/2と役割が重なる
こう並べると、筆者にとって足りないのは「軽さ」ではなく「描写」です。キットの24-105mmで不満がない人は、無理に替える必要はありません。ただ、明るい単焦点をすでに持っていて、ズームに描写を求めたくなったら、24-120mm f/4 Sは有力な次の1本です。
筆者がZ5IIを選んだ理由や、使ってわかった良いところと割り切りポイントは、こちらのレビューにまとめています。
よくある質問
Sラインは、何が違う?
Sラインは、NIKKOR Zの中で、ニコン独自の設計の基準と品質管理を高い水準で満たしたグレードです。解像力やボケ、逆光への強さに力を入れていて、名前の最後に「S」が付きます。そのぶん、同じ焦点距離のSラインではないレンズより、大きく重く、高くなる傾向があります。
キットの24-105mmだけで十分?
日中の屋外が中心なら、十分です。筆者もテーマパークの昼間は24-105mmだけで撮りきれました。ただ、望遠側はF7.1と暗いので、室内や夕方、体育館の行事では感度が上がってノイズが出やすくなります。暗い場所も撮るなら、40mm f/2のような明るい単焦点を1本足すのがおすすめです。
Z 40mm f/2とZ 50mm f/1.8 S、どっちがいい?
軽さと気軽さを取るなら40mm f/2、解像感を取るなら50mm f/1.8 Sです。40mm f/2は約170gで、開放の写りは少し柔らかく、味があります。50mm f/1.8 Sは約415gで、開放から周辺までシャープです。筆者は小ささと価格で40mm f/2を選び、満足しています。
24-120mm f/4 Sと24-70mm f/4 S、どっちがいい?
望遠と寄りを取るなら24-120mm、軽さとコンパクトさを取るなら24-70mmです。重さの差は約130gで、24-120mmは120mmまで届き、最大0.39倍まで寄れます。24-70mmは沈胴式で、バッグに入れたときに小さくまとまります。
シグマのレンズは使える?
シグマのZマウント用は、2023年に出た単焦点3本から2026年秋の16-300mmまで、どれもAPS-C用(DC)で、フルサイズ用(DG)は見当たりません(2026年10月時点)。フルサイズのZ5IIで純正以外を選ぶなら、タムロンが中心になります。
結論:Z5IIのレンズは「気軽な1本」と「描写の1本」で組み合わせる
Z5IIは、グリップがしっかりしていて、重めのSラインのレンズも、軽い単焦点も使いやすいカメラです。最後に、目的別の結論をまとめます。
- 気軽に持ち歩く1本なら: NIKKOR Z 40mm f/2
- 描写を取る標準ズームなら: NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
- 軽めのSラインのズームなら: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
- 解像感の単焦点なら: NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
- 体育館など屋内の行事なら: タムロン 70-180mm F/2.8 G2
- 1本で全部済ませたいなら: NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR
筆者は、気軽な40mm f/2はそのままに、描写を取る1本として24-120mm f/4 Sを考えています。あなたが今持っているレンズにどの役割が足りないかを考えると、次の1本が決めやすくなります。
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