透明感あふれる写真で多くのファンを魅了する写真家、岩倉しおりさん。その独特の世界観を生み出す秘密は、フィルムカメラと巧みな光の捉え方にあります。今回は、岩倉さんが愛用する機材をご紹介します。これらの機材が、どのように岩倉さんの作品づくりに貢献しているのか、一緒に見ていきましょう。
岩倉しおりさんの紹介
岩倉しおりさんは、香川県を拠点に活動する写真家です。うつろう季節や光を大切にし、主にフィルムカメラを使用して撮影を行っています。地元香川県で撮影した写真を中心にSNSで作品を発表する傍ら、写真展の開催も積極的に行っています。さらに、CDジャケットや書籍のカバー、広告写真など、幅広い分野で活躍しています。2019年3月には、初の写真集『さよならは青色』(KADOKAWA)を出版し、その独特の世界観で多くの人々を魅了しています。
岩倉しおりさんが使用している機材
1. CONTAX Aria
CONTAX Ariaは、岩倉さんが長年愛用しているフィルムカメラです。軽量で扱いやすいボディと、美しい光の描写で知られるCarl Zeissレンズとの相性の良さが特徴です。
岩倉さんがCONTAX Ariaを使用していることは、こちらのインタビュー記事で確認できます。
2. Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
このレンズは、風景と人物の両方をバランスよく撮影できる特性を持っています。岩倉さんは、このレンズを使用して、風景と被写体のどちらかに偏りすぎない、バランスの取れた写真を撮影しています。
岩倉さんがこのレンズを使用していることは、同じインタビュー記事で言及されています。
3. Fujifilm(フィルム)
以前は’solaris’フィルムを好んで使用していましたが、生産中止に伴い、現在はFujifilmのフィルムを使用しています。具体的な種類は明かされていませんが、自身のスタイルに合うフィルムを探し続けています。
Fujifilmの使用については、こちらの記事で触れられています。
4. PENTAX LX
PENTAX LXは、岩倉さんが最近使い始めたフィルムカメラです。特にモノクロ撮影において、その性能を発揮しています。
岩倉さんがPENTAX LXを使用していることは、PENTAXの特別企画展のインタビューで確認できます。
5. PENTAX 67
中判フィルムカメラであるPENTAX 67は、岩倉さんが最近挑戦し始めた機材です。ファインダーの描写の美しさに感銘を受け、カラー撮影での使用も検討しています。
PENTAX 67の使用については、同じPENTAXのインタビューで言及されています。
6. PENTAX 67用 105mmレンズ
このレンズは、PENTAX 67で岩倉さんが実際に撮影に使用したものです。中判カメラならではの描写力と相まって、独特の作品を生み出しています。
このレンズの使用も、PENTAXのインタビューで確認できます。
まとめ
岩倉しおりさんの作品の魅力は、フィルムカメラならではの質感と、巧みな光の捉え方にあります。CONTAX AriaやPENTAX 67といった個性的なカメラボディに、Carl Zeissレンズやペンタックスの専用レンズを組み合わせることで、独自の世界観を表現しています。また、フィルムの選択にもこだわり、常に新しい表現方法を模索し続けています。これらの機材は、単なる道具ではなく、岩倉さんの感性を形にする大切なパートナーとなっているのです。フィルムカメラに興味がある方、または写真表現の幅を広げたい方にとって、岩倉さんの機材選びは大いに参考になるでしょう。