DJ松永が使用する音楽機材を紹介

Creepy NutsのDJ・トラックメイカーで、DJの世界大会で優勝したDJ松永さん。この記事では、DJ松永さんがDJプレイと曲づくりに使っている機材を紹介します。

機材は、音楽制作の専門誌『サウンド&レコーディング・マガジン』が松永さんの作業部屋を取材した記事(2022年10月)をもとにしています。取材のあとに替えた機材があるかもしれないので、その点は割り引いて見てください。

※2026年10月に、出典を確かめて書き直しました。

DJ松永さんとは?

1990年生まれ、新潟県長岡市出身のDJ・トラックメイカーです。ラッパーのR-指定さんとのユニット「Creepy Nuts」で、曲のトラックを作っています。

2019年8月に「DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS」のバトル部門で優勝し、同じ年の9月にはロンドンで行われた世界大会「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS」のバトル部門でも優勝しました。2021年には、東京オリンピックの閉会式でもDJプレイを披露しています。


先に結論:DJ松永さんの機材一覧

用途機材
ターンテーブルTechnics SL-1200MK7 ×2
DJミキサーPioneer DJ DJM-S11
DJソフトSerato DJ(コントローラーはRANE TWELVE ×2)
カートリッジSHURE M44G
パソコン・DAWApple MacBook Pro+Ableton Live
MIDIキーボードNative Instruments Komplete Kontrol S61
ヘッドホンAKG K872
マイクNEUMANN U 87 Ai
ミックスの確認Apple AirPods

DJの機材は、スクラッチの大会で定番のターンテーブルとミキサーに、パソコンの音源をレコードのように操作できるSerato DJを組み合わせたものです。曲づくりは、MacBook ProとAbleton Liveが中心です。


DJプレイの機材

ターンテーブル:Technics SL-1200MK7

DJブースには、テクニクスのダイレクトドライブ・ターンテーブル「SL-1200MK7」が2台並んでいます。クラブや大会で長く使われてきたSL-1200シリーズの、DJ向けのモデルです。2019年のDMC世界大会でも、決勝の機材のひとつとして用意されていました。

レコードの針(カートリッジ)は、スクラッチ向けの定番「SHURE M44G」です。交換針はナガオカの対応品を使っています。

DJミキサー:Pioneer DJ DJM-S11

ミキサーは、スクラッチDJ向けの2チャンネルミキサー「DJM-S11」です。以前はDJM-S9を使っていて、取材では、S11はS9より「パッドが大きくなって使いやすい」と話しています。

DJソフト:Serato DJ + RANE TWELVE

パソコンの音源を、レコードのように手で操作して鳴らせるのがSerato DJです。コントローラーには、ターンテーブルの形をした「RANE TWELVE」を2台使っています。この2台は、2019年のDMC世界大会で優勝したときの賞品です。

今は、後継の「RANE TWELVE MKII」が出ています。

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曲づくりの機材

パソコンとDAW:MacBook Pro + Ableton Live

曲づくりの中心は、MacBook Proと、音楽制作ソフト(DAW)の「Ableton Live」です。DJ CO-MAさんにすすめられて使い始め、曲の編集から制作まで、Liveで行っているそうです。

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ソフト音源では、音色の多さから「Omnisphere」(Spectrasonics)を愛用しています。Creepy Nutsの曲「Madman」では、Serato DJで鳴らしたスクラッチの音を、曲の素材として使ったと話しています。

MIDIキーボード:Native Instruments Komplete Kontrol S61

フレーズを打ち込むキーボードは、61鍵の「Komplete Kontrol S61」です。

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マイク:NEUMANN U 87 Ai

スタジオの定番のコンデンサーマイク「U 87 Ai」も置いています。「Madman」では、このマイクで自分の息の音を録って、曲に使ったそうです。

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音を確かめる機材

ヘッドホン:AKG K872

モニター用のヘッドホンは、AKGの密閉型「K872」です。

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スピーカー:MUSIKELECTRONIC GEITHAIN RL904 ほか

メインのスピーカーは、ドイツのMUSIKELECTRONIC GEITHAINの「RL904」です。音の細かさとツヤを評価していて、RL904では気づかない音の粗を見つけるために、AmphionのOne18も並べています。DJプレイ用には、KS DIGITALの「C5-Reference」を、気分の上がる音だからという理由で選んでいます。

最後の確認:Apple AirPods

ミックスの確認には、AppleのAirPodsも使っています。取材記事には「AirPods」とだけあり、どのモデルかは書かれていません。

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まとめ

  • DJ: Technics SL-1200MK7 ×2、Pioneer DJ DJM-S11、Serato DJ+RANE TWELVE ×2
  • 曲づくり: MacBook Pro+Ableton Live、Komplete Kontrol S61、NEUMANN U 87 Ai
  • 音の確認: AKG K872、MUSIKELECTRONIC GEITHAIN RL904、AirPods

DJの機材は、大会の定番のターンテーブルとミキサーを、Serato DJでパソコンとつないだ形です。これからスクラッチを始めるなら、まずはターンテーブル2台とスクラッチ向けのミキサー、Serato DJの組み合わせが、松永さんと同じ形の入り口になります。

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