リコーが、40mm相当のレンズを積んだGR IVxの開発を発表しました。GR IIIxの後継にあたるカメラです。いつ出るのか、値段はいくらか、GR IIIxやGR IVと何が違うのかを、公式の発表をもとにまとめました。
私は、GR IIIxを1年使ってきました。40mmの画角が好きな一方で、AFには不満がありました。その目線で、GR IVxで良くなってほしいところと、待つべき人も書いています。
※2026年11月3日時点の情報です。GR IVxは開発発表の段階で、発売日と値段は決まっていません。予想は「予想」と書いて、公式の情報と分けています。正式に発表されたら、この記事を書き直します。
先に結論
- 発売: リコーは「2026年冬以降」。GR IVと同じ間隔なら、2026年12月〜2027年1月ごろ(予想)
- 値段: 未定。GR IVの発売時の値段(19万5,000円前後)に近くなると予想
- 中身: GR IVのセンサーと5軸の手ブレ補正に、新しく作った40mm相当のレンズ
- GR IIIx: 2026年10月の出荷分で作られなくなる見込み
| こんな人は | おすすめ |
|---|---|
| 40mmのGRが欲しい 急がない | GR IVxを待つ |
| 40mmのGRを今すぐ使いたい | 在庫のあるGR IIIx |
| 28mmでいい | 今買えるGR IV |
| 動く子どもやペットを撮りたい | AFの強いミラーレス |
GR IVxはいつ発売?
リコーの発表では、発売は「2026年冬以降」の予定です(リコーのニュースリリース・2026年8月27日)。日付はまだ出ていません。
GR IVの流れから見ると、12月〜1月ごろ(予想)
| GR IV | GR IVx | |
|---|---|---|
| 開発発表 | 2025年5月22日 | 2026年8月27日 |
| 発売日の発表 | 2025年8月21日 | 未定 |
| 発売 | 2025年9月12日 | 2026年冬以降 |
GR IVは、開発発表から発売まで約4か月でした(デジカメ Watch)。GR IVxも同じくらいなら、2026年12月〜2027年1月ごろになります。ここは私の予想です。
中国で、未発表のカメラが登録されたという噂
2026年10月には、リコーが開発コード「R10010」の未発表のカメラを中国で登録した、と海外の噂サイトが伝えました。Wi-FiのモジュールがGR IVと同じで、GR IVxではないかと見られています(みんなのカメラ)。ただし、GR IVxかどうかは確定していません。
GR IVxの値段は?
値段は、リコーがまだ発表していません。参考になるのは、GR IVとGR IIIxの発売時の値段です。
| 機種 | 発売 | 発売時の値段 |
|---|---|---|
| GR IV(28mm) | 2025年9月 | 19万5,000円前後 (市場想定価格) |
| GR IIIx(40mm) | 2021年10月 | 13万円前後 (店頭予想価格) |
出典は、GR IVがデジカメ Watch、GR IIIxがデジカメ Watchです。GR IVxはGR IVの派生モデルで、センサーなども同じなので、GR IVに近い値段になると私は予想しています。
買うのは抽選になるかも
GR IVは、リコーの公式ストアとGR SPACE TOKYOで抽選販売でした(デジカメ Watch)。私がGR IIIxを買ったときも、公式の抽選でした。GR IVxも、発売直後は抽選になる可能性があります(予想)。
GR IVxのスペック:GR IIIx・GR IVとの違い
開発発表の時点の仕様です(リコー・デジカメ Watch)。正式な発表で変わる可能性があります。
| GR IVx (開発発表) | GR IV | GR IIIx | |
|---|---|---|---|
| レンズ | 40mm相当 F2.8 6群8枚(新設計) | 28mm相当 F2.8 5群7枚 | 40mm相当 F2.8 5群7枚 |
| センサー | APS-C 約2574万画素 | APS-C 約2574万画素 | APS-C 約2424万画素 |
| 手ブレ補正 | 5軸 | 5軸(6段) | 3軸(4段) |
| 発売 | 2026年冬以降 | 2025年9月 | 2021年10月 |
GR IVxは、GR IVのセンサーと5軸の手ブレ補正に、40mm相当のレンズを組み合わせたカメラ、と考えると分かりやすいです。GR IIIxと比べると、センサー、手ブレ補正、レンズが新しくなります。リコーは「ほかにも新しい機能を入れる予定」としています。
40mmの画角とは
40mm相当は、人の目で見た範囲に近い画角です。28mmより狭いので、見せたいものを切り取りやすくなります。私は、28mmはスマホのカメラに近くて被ると感じていて、印象的な写真を撮りたいなら40mmより長い標準域からがおすすめだと思っています。GR IIIxの40mmで撮った写真です。


GR IIIxユーザーとして、いちばん良くなってほしいのはAF
GR IIIxを1年使って、いちばん困ったのはAFでした。日中の明るい場面でもピントを外すことが結構あり、ファインダーがないので、その場では気づかずにあとで見返して分かることが多くありました。暗い所では、探し続けてまったく合わないこともありました。私は、このAFと、撮りたいものが動く子どもや犬に変わったことで、GR IIIxを手放すことにしました。
GR IVxのAFについて、リコーはまだ何も書いていません。ただ、GR IVでは、暗い所でのAFの速さと、像面位相差AFの精度・カバー範囲が良くなったとリコーは発表しています(デジカメ Watch)。GR IVxはGR IVの派生モデルなので、GR IIIxよりAFが良くなる可能性は高いと思います(予想)。
それでも、走り回る子どもやペットを追いかけて撮るなら、被写体を認識して追いかけるミラーレスのAFにはかなわないと思います。私は、家族と犬を撮るためにZ5IIを選びました。
GR IVxを待つべき人・GR IIIxやGR IVを買っていい人
GR IVxを待つべき人
- 40mmのGRが欲しくて、急いでいない
- GR IIIxのAFに不満があり、良くなっていれば買い替えたい
- 手ブレ補正が強いほうがいい(GR IIIxは3軸、GR IVxは5軸)
在庫のあるGR IIIxを買っていい人
- 40mmのGRを、今すぐ使いたい
- スナップが中心で、AFに強いこだわりはない
- GR IVxの値段が上がりそうなら、発売時の値段が安かったGR IIIxがいい
製造は10月の出荷分で終わる見込みなので、新品はお店の在庫があるうちだけです。
GR IVを買っていい人
- 28mmの広い画角が好き
- 新しいGRを今すぐ使いたい
抽選で買えない・AFが不安なら
GR IVは発売のとき抽選販売でした。GRが手に入らない人、AFが不安な人向けに、代わりになるカメラを4つ選んでいます。
よくある質問
GR IVxとGR IVの違いは?
いちばんの違いはレンズの画角です。GR IVxは40mm相当、GR IVは28mm相当です。センサーと5軸の手ブレ補正は同じです(開発発表の時点)。
GR IIIxはもう買えない?
リコーは、GR IIIx・GR IIIx HDF・GR IIIx Urban Editionの製造を、2026年10月の出荷分で終える見込みとしています。お店の在庫がなくなれば、新品は買えなくなります。
GR IVxにHDFやモノクロのモデルは出る?
まだ発表はありません。GR IVでは、あとからHDFのモデル(2026年1月)とモノクローム専用のモデル(2026年2月)が出ています(デジカメ Watch)。
ほかに40mm前後の小さいカメラは?
GR IIIx・X100VI(35mm相当)・LUMIX L10などを比べた記事があります。
まとめ:40mmのGRが欲しいなら、正式な発表を待つ
- 発売は「2026年冬以降」。12月〜1月ごろと予想
- 値段は未定。GR IVの発売時の値段(19万5,000円前後)に近いと予想
- GR IVのセンサーと5軸の手ブレ補正に、新しい40mm相当のレンズ
- GR IIIxは10月の出荷分で作られなくなる見込み
- 動く子どもやペットを撮るなら、AFの強いミラーレスも比べる
正式に発表されたら、発売日・値段・予約の情報をこの記事に追加します。
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