Osmo Pocket 4と4Pは、本体だけでなく、付属品の違う「コンボ」がたくさんあります。Pocket 4は、DJIの公式ストアだけで8種類。名前だけでは中身が分からず、どれを買えばいいか迷う人は多いと思います。
この記事では、各コンボの中身をDJIの公式ストアで確かめて一覧にし、どれを選べばいいかを整理しました。あわせて、microSDカードが要るかどうかと、選び方も書いています。
筆者は2世代前のDJI Pocket 2を、コンボではなく単品で買って使っています。その体験をもとに、要るもの・要らないものを判断しています。
※2026年11月2日時点の情報です。今の販売価格は変わるので書いていません。値段は、発売時の値段だけを時点と出典を添えて書いています。
4と4Pのどちらにするか、まだ決めていない人は、先にこちらをどうぞ。
先に結論:迷ったらスタンダードコンボ
| こんな人に | おすすめのコンボ |
|---|---|
| 家族旅行・街歩きで撮る (声はカメラの近くで話す) | スタンダード (4・4Pどちらも) |
| 離れた所で話す人の声を きれいに録りたい | 4はクリエイター 4PはVlog |
| カメラを離れた所に置いて 映像を見ながら操作したい | 4PのVlog (FrameTapが付く) |
迷ったらスタンダードコンボです。筆者がPocket 2を使ってきて、音は本体のマイクで十分でしたし、電池もモバイルバッテリーから充電できるので困りませんでした。マイクやバッテリーハンドルは、あとから必要になったときに単品で買い足せます。買い足すときに要るもの・要らないものはこちらにまとめています。
4Pのスタンダードコンボには、4のスタンダードコンボに入っていない補助ライトも付いています。
Pocket 4のコンボの違い:エッセンシャル・スタンダード・クリエイター
発売時からある3つのコンボの中身です(AV Watch・DJIストアで確かめました)。
| 付属品 | エッセンシャル | スタンダード | クリエイター |
|---|---|---|---|
| 本体・USB-Cケーブル | ○ | ○ | ○ |
| ハンドル (1/4インチねじ穴付き) | ○ | ○ | ○ |
| キャリーポーチ | ○ | ○ | ○ |
| ジンバルクランプ | ― | ○ | ○ |
| リストストラップ | ― | ○ | ○ |
| DJI Mic 3 トランスミッター | ― | ― | ○ |
| 広角レンズ | ― | ― | ○ |
| 補助ライト | ― | ― | ○ |
| ミニ三脚 | ― | ― | ○ |
| キャリーバッグ | ― | ― | ○ |
| 発売時の値段 | 77,660円 | 79,200円 | 99,880円 |
エッセンシャルとスタンダードの違いは、ジンバルクランプとリストストラップだけ
エッセンシャルコンボは、スタンダードコンボからジンバルクランプとリストストラップを抜いたものです。発売時の値段の差は1,540円でした。差が小さいので、スタンダードを選ぶほうが安心です。エッセンシャルはDJIの公式ストアにはなく、Amazonや家電量販店で売られています。
クリエイターは、マイク・広角レンズ・補助ライト・ミニ三脚が付く
クリエイターコンボは、スタンダードコンボに、DJIのワイヤレスマイク「DJI Mic 3」の送信機(トランスミッター)、広角レンズ、補助ライト、ミニ三脚、キャリーバッグを足したものです。Vlogで話す、インタビューを撮るなど、離れた人の声を録る人向けです。
Pocket 4Pのコンボの違い:スタンダード・Vlog
4Pの主なコンボは2つです(AV Watch・DJIストアで確かめました)。
| 付属品 | スタンダード | Vlog |
|---|---|---|
| 本体・USB-Cケーブル | ○ | ○ |
| ハンドル (1/4インチねじ穴付き) | ○ | ○ |
| キャリーポーチ | ○ | ○ |
| リストストラップ | ○ | ○ |
| 補助ライト | ○ | ○ |
| DJI Mic Mini 2 トランスミッター | ― | ○ |
| Osmo FrameTap | ― | ○ |
| ミニ三脚 | ― | ○ |
| キャリーバッグ | ― | ○ |
| 発売時の値段 | 99,000円 | 113,300円 |
色は、どちらもクラシックブラックとパールホワイトがあります。
Vlogコンボの目玉は「FrameTap」
Vlogコンボには、Osmo FrameTapという画面付きのリモコンが付きます。4Pを離れた所に置いたまま、手元の画面で映像を見ながら、録画・ズーム・カメラの向きの操作や、追いかける被写体の指定ができます。届く距離は最大25mで、DJIは10m未満で使うことをすすめています(DJIのFAQ)。
2026年11月2日時点で、FrameTapはDJIの公式ストアで単品では売られていません。FrameTapが欲しいなら、Vlogコンボを選ぶことになります。三脚に置いて自分や家族を撮る、という使い方をする人に向いています。
4Pには、2026年11月2日時点でクリエイターコンボはありません。マイクが欲しいなら、Mic Mini 2の送信機が入ったVlogコンボが近い中身です。
DJIの公式ストアだけのコンボ
DJIの公式ストアには、ほかにも次のコンボがあります。どれも、スタンダードかクリエイター(4PはVlog)に付属品を足したものです。
Pocket 4
- クリエイター コンボ Plus: クリエイター+バッテリーハンドル
- セルフィー コンボ: クリエイター+ブラックミストフィルター
- トラベル コンボ: スタンダード+NDフィルターセット+バッテリーハンドル
- グロウポートレート コンボ: スタンダード+補助ライト+ブラックミストフィルター
- 音声コンボ: スタンダード+DJI Mic Mini 2の送信機
- 140W GaN 充電コンボ: スタンダード+140Wの充電器とケーブル
Pocket 4P
- Vlogコンボ Plus: Vlog+バッテリーハンドル
- トラベルコンボ: スタンダード+NDフィルターセット+バッテリーハンドル
- フィルターコンボ: スタンダード+ブラックミストフィルター
- 140W GaN 充電コンボ: スタンダード+140Wの充電器とケーブル
Pocket 4で、マイクだけ欲しい人には音声コンボがちょうどいい中身です。クリエイターより付属品が少なく、軽いMic Mini 2の送信機が付きます。
付属品は何に使う?要る人・要らない人
ジンバルクランプ
カメラの部分(ジンバル)を固定しておく部品です。持ち運ぶときに付けておき、撮るときは外してから電源を入れます。4のスタンダード以上に付きます。
ハンドル(1/4インチねじ穴付き)
本体の下に付けると、三脚などに取り付けられるようになります。どのコンボにも付きます。
補助ライト
本体に付けて、顔などを明るく照らすライトです。明るさと色を3段階ずつ変えられます。暗い室内で自撮りをする人向けです。4Pはスタンダードから付き、4はクリエイターなどに付きます。
マイクの送信機(DJI Mic 3・Mic Mini 2)
話す人の服に付けるワイヤレスのマイクです。4も4Pも、受信機なしで本体に直接つながり、2台まで同時に使えます(DJIのFAQ)。
筆者はPocket 2の内蔵マイクで十分でした。カメラの近くで話すなら要りません。何人かが少し離れた所で話すのを撮るなら、あると声がはっきり録れます。単品でも買えます。
Osmo FrameTap(4PのVlogコンボだけ)
離れた所から4Pを操作できる、画面付きのリモコンです。三脚に置いて撮る人向けです。
バッテリーハンドル
本体の下に付けて、撮れる時間を延ばす電池入りのハンドルです。4用のものは4Pにも使えます(DJIのFAQ)。
ただ、PocketはUSB-Cでモバイルバッテリーから充電できます。筆者もPocket 2の電池で困ったことはありません。旅行でスマホと一緒に充電したいなら、モバイルバッテリーのほうが使い回せます。選ぶなら、燃えにくいとされる半固体電池のものがおすすめです。
NDフィルター・ブラックミストフィルター
- NDフィルター: 光を減らすフィルター。晴れた屋外で、動きのなめらかな映像を撮りたい人向け
- ブラックミストフィルター: 光をにじませて、映像をやわらかい雰囲気にするフィルター
4のコンボにはPocket 3用、4Pのコンボには4P用のフィルターが入っています。4Pには、Pocket 3用のフィルターや広角レンズは使えません(DJIのFAQ)。
どのコンボにするかの決め方
次の3つを考えると、決めやすくなります。
- 離れた所で話す人の声を録る? → 録るなら、4はクリエイターか音声コンボ、4PはVlog。録らないならスタンダード
- カメラを置いて、離れた所から操作したい? → したいなら、4PのVlog(FrameTap)
- 1日中撮り続ける? → バッテリーハンドル入りのコンボか、モバイルバッテリーを用意する
筆者がPocket 2を単品で買って困らなかったように、家族の撮影なら、まずスタンダードで十分です。必要なものが分かってから買い足すほうが、使わない付属品にお金を払わずに済みます。
microSDカードは要る?おすすめは128GB
4は107GB、4Pは103GBの内蔵ストレージがあるので、microSDカードがなくても撮れます。DJIによると、4の内蔵ストレージで4K 60fpsなら約220分撮れます(DJIのFAQ)。
それでも、旅行で長く撮る人や、スローモーションをよく撮る人は、カードもあると安心です。内蔵ストレージがいっぱいになっても、カードに切り替えて撮り続けられます。
| 容量 | 4K 60fpsで撮れる時間の目安 |
|---|---|
| 内蔵(4は107GB) | 約220分(DJIの値) |
| 128GB | 約4時間半 |
| 256GB | 約9時間 |
※DJIの値(107GBで約220分)から計算した目安です。スローモーションや、画質を上げた設定では短くなります。
筆者はPocket 2で128GBのカードを使っています。Pocket 2は内蔵ストレージがないのでカードが必須ですが、4Kで長く撮るなら、そのくらいあるほうがいいと感じています。4と4Pなら、内蔵と合わせて8時間以上撮れる計算です。
DJIがすすめるカード
DJIは、4と4PでLexar Silver PlusとKingston CANVAS GO! Plusをすすめています(DJIの仕様のページ)。どちらもUHS-IのU3・V30・A2で、容量は64GBから1TBまでです。迷ったら、このどちらかを選んでください。
よくある質問
付属品は、あとから単品で買える?
補助ライト、バッテリーハンドル、ミニ三脚、マイクの送信機、NDフィルター、ブラックミストフィルターなどは、DJIの公式ストアで単品で売られています。FrameTapは、2026年11月2日時点で単品がありません。
4と4Pで、付属品は共通?
補助ライトとバッテリーハンドルは、4用のものが4Pにも使えます。保護カバーとキャリーバッグは共通ではありません。Pocket 3用のフィルターや広角レンズは、4には使えますが、4Pには使えません(DJIのFAQ)。
4Pにクリエイターコンボはある?
2026年11月2日時点で、4Pにクリエイターコンボはありません。マイクの送信機が入っているのは、Vlogコンボです。
まとめ:まずスタンダード、足りないものは買い足す
- 迷ったら → スタンダードコンボ(4・4Pどちらも)
- エッセンシャルとスタンダードの違いは、ジンバルクランプとリストストラップだけ
- 離れた人の声を録る → 4はクリエイターか音声コンボ、4PはVlog
- 離れた所から操作したい → 4PのVlog(FrameTapは単品で売っていない)
- microSDカード → 長く撮るなら128GB。DJIがすすめるLexarかKingston
買い足すアクセサリー(ミニ三脚・バッテリーハンドル・NDフィルターなど)と、4・4Pで使えるかどうかは、こちらにまとめています。
4と4Pの違いと、どちらを選ぶかは、こちらにまとめています。
クリエイターの道具

